ショパンノクターン15番のアナリーゼのレッスンを受けました。(何度も書きますが、オンラインレッスンの料金はだいたいが良心的で、十分元が取れます。)
自分で分析したり、YouTube などで公開されているアナリーゼを参考にさらに分析したりして準備します。
音大受験のために、理論的に正確に記述するのではなく、アマチュアがなるべく正確に表現するためですから、ざっくりでいいのです。
中でも、「エモい」と感じた部分に気をつけます。
今回も、何度か出てくる和音で、特徴のある響きの「エモい」ものがありました。パターンにはまる和音ではなく、調べると、どうやら「ナポリの和音」と異名を持つ和音で、なーんかどっかで聞いたなと思ったら、「月光ソナタ」にありました。
特徴は、「嘆き、憂鬱、意外性」とかありますが、私はあんまり暗いとは感じませんでした。ちょっと意外でちょっとふわっとした感じ。
他では、私は「転調」は、とても「エモい」と感じるのですが(笑)、この曲(8番でも多くありましたが)で、メロディが一音一音上昇/下降する時に、その一音一音が関連する調に、細かく「プチ転調」するのを、とても「エモく」感じるのです。
たぶん正しくは借用和音だったり、何か他の分析がされると思いますが、私には難しいので、何調に「プチ転調」したかでストップ、でもとても役に立つのです。マイ楽典は、それで十分。
要するに、
専門家から見たら、「なんじゃこれ」でも、基礎事項に忠実でありさえすれば、自分の分かるアナリーゼで、自分の演奏が「マシ」になれば、それでいいのです。
さて、プロの先生のレッスンでは、さすがに借用和音なども教わりますが、転調した調が合ってたら、心の中でガッツポーズしてました(笑)。間違ってたのもたくさんありました。まだまだ分かってないです。
全体の構成分析もしました。また改めて書こうと思います。