五度圏チャートは、楽典の勉強をしているとある段階で出てきます。へええ、と言うぐらい、各調の関係をオーガナイズして表にしている、とても便利なものです。
最近、基本的な和音はともかく、複雑な和音のアナリーゼは無理なので、少なくとも転調は自分で理解しようとしています。
ところが、練習中のショパンノクターン14番は嬰ヘ短調###と変ニ長調♭♭♭♭♭、ただでさえシャープとフラットがじょろじょろ並んだ楽譜と睨めっこしなきゃならないのに、さらに転調で嬰ハ短調####やら変ロ短調♭♭♭♭♭なったり、ついには変ト長調♭♭♭♭♭♭になったりして頭がついていきません。そんな時、各調を分かりやすく並べてくれてる五度圏チャートが役にたつのです。
ただ、ネットで手に入れようとすると、使う人たちがギタリストが中心なのか、ポップミュージックが主だからか、ポピュラー式のコード表記(英語の大文字のCとか、Amとかの表記)が使われていて、クラシックピアノで使うタイプのドイツ語表記はめったにないのです。
また、楽典の本のチャートは、日本語表記で、しかも白黒で情報量の多い細かいイラストなので、一目瞭然という感じでは無く、何かあるごとに、ちょっと見る、には不便なのです。
これは自分で作るしかないなと思いましたが、そういう才能なし。そこで思いついたのがAIでした。
AIは、あっと言うまに希望通りのチャートを作ってくれました。

これで便利になったなと有頂天でいたら、落とし穴がありました。それは例の「自信満々」AI君の、一見気付かないような、小さい、でも使う側が混乱するような重大なミスでした。
ドイツ語表記は正しいのですが、日本語の、「変ロ長調」と「変ロ短調」の「変」が抜けていたのです。実際に使おうとして、「何だこりゃ」と気付いたのです。(こりゃ、どうしたって「なんか変」ってダジャレ言いたくなる流れですね(笑))
そこでそこを修正して、もう一度作り直しました。め、めんどくせ〜。AIはグラフィックにはめっぽう強いが、こういう小さなミスがある。
とにかく、便利なチャートができました。といっても私以外は、ほぼニーズはないかもですね。たぶん私のやってることがニッチなので、欲しいものもニッチなニーズしかないからなのか?(往年のアイドルっぽく言うと「ニッチで~~~す」ですね(笑))
AIはホント便利です。小さいミスに気を付けつつ、必ず最終確認は人間の目でやって、大いに利用したいです。