久しぶりにアナリーゼのレッスンを受けました。私の先生は、ウィークエンドティーチャーばかりで、受ける方は土日にレッスンが続いて疲れることもあります。でも疲れを吹き飛ばすような面白いレッスンでした。
今回のマズルカ 17-4は、先生によると実験的な手法が多い不思議な曲とのこと。ショパンのマズルカの特徴とも言えるドローンだったり、独特のコード?進行などを学びました。(コード進行と呼べるのか?よく分かりません。)
特に興味深かったのは「ドローン」で、わかりやすく言うと、バグパイプのずっとなっている音のような感じの低音部です。バグパイプには、その音のためのドローン管と呼ばれる管があるそうです。

(一番大きいのがバスドローン、その右の2本がテナードローン
手で握っているのがチャンターで、ここでメロディーを奏でてます)
このマズルカでは、中間部で左手で同じ和音を続けて弾いて(これがドローン)、民族舞踊曲らしさを出しています。農村の風景が目に浮かぶようです。(これは「そう言えば」ン十年前に弾いた、マズルカ7-1にもありました!)
ちなみに「ドローン」は、あの空飛ぶドローンと同じ綴りで語源も同じです。ミツバチの羽音のブーンからできた言葉だそうです。
また、次々とが変わっていく和音の連続が特徴的です。和音が変わっても共通の音を残すことで統一感を保っています。実はこれはノクターンでもよくあって、自分でアナリーゼをしていて全くわからないなと思った部分がこれでした。先生に分析してもらいましたが、私には絶対無理(笑)。不思議な流れでなんとも美しいパッセージです。
マズルカ 17-4は、テーマの部分がとても個性的で不思議な音色が続きます。私は初めて聞いたときなんだかジャズみたいだなと思いました。実はジャズって一度弾いてみたかったので、ジャズっぽいだけで、なんだかわくわくします。
打って変わって中間部(ドローンがあります)は明るく舞踊的。対照的ですがノクターンほど劇的ではありません。最後はテーマに戻り、なんとイントロを繰り返しで終わる、という不思議な終わり方。
この曲では飛び跳ねるイメージのリズムは少なめですが、やはりマズルカの特徴が強く出ている曲です。ちゃんと表現して弾くのは難しいなぁと思います。でも練習が楽しいので、それで充分です。