moniqueのブログ

リタイア後の毎日。水彩画、フランス語、ピアノ、ガーデニング

ピアノ:姿勢の話

シニアになってピアノを再開してから、ずっと先生たちに「姿勢」を注意されてきました。特に初めのうちは、楽譜と鍵盤にへばりついているかのようなガチガチの姿勢で弾いていましたから、当然の指摘です。

 

その頃はモーツアルトにしろ、ベートーベンにしろ、譜読みして楽譜通りに弾くだけで精一杯でしたから、姿勢を意識する余裕がありませんでした。

 

ところが、2年経って、たまに、なんとなく姿勢を良くする方向に向いてきたなと感じることがあります。これ、余裕が出てきたとかそういうものではなくて、どちらかと言うと「必要に迫られて」という感じだなと思います。

 

また、ちょっと分析してみました。二つ、理由が思い当たりました。

 

ひとつは、シンプルに物理的なことで、姿勢が良くないと、オクターブ重音を連続して弾きにくいのです。つまり、右手でオクターブを弾く場合、特に親指中指で弾く場合、(フレミングの法則みたいな手の形)位置が鍵盤真ん中より左の音域だと、身体を反らさないと腕の場所がない。前屈みでは弾けないのです。あたりまえ~~の話です。

 

もうひとつは、身体的なメカニズムによるものだと思いますが、細かい音を正確に弾きたい時、腹筋に力を入れると、指が軽く動きやすくなるのです。これは誰にでも起こるものかもしれませんが、シニアは筋力が低下しているので、腹筋も弱く、それが細かい指使いや、深い音が出せない1つの原因だったのかもしれないと思いました。

 

なので、意識すると、正確さも増すし、なにより腹筋に力を入れると自然に身体が持ち上がり、姿勢がまっすぐになるのです。

 

(実は、この事実は、ベートーベンの月光ソナタ第三楽章の時に、すでに気づいていたのですが、なんとなく弾けるようになると、手を抜くというか、腹筋の力も抜いてしまっていました。)

 

若い時は姿勢など注意された事はなかったですし、力のある音が勝手に出ていたような気がします。そう思うと、意識して筋力を鍛えたり、使ったりすることはシニアには必須かもしれません。

 

まだまだ姿勢は良くないです。今日みたいに疲れがひどい日もあり、自分でもデフォルトの姿勢が良くなっているという感覚はあまりないのです。ただ、ちゃんと弾きたいから、という理由で、姿勢がよくなるかも、という発見は、ちょっと嬉しいですね。

 

↓ 普通に姿勢いいなあ~~~。いいなあ~~~。