moniqueのブログ

リタイア後の毎日。水彩画、フランス語、ピアノ、ガーデニング

昨日のピアノレッスン

ここ1週間ほど体調がおもわしくありません。特にどこが悪いという事は無いのですが、疲労感が強いのと「珍しく」食欲不振。睡眠もいつもより浅いような気がしましたが、AppleWatchによると、平均6時間少々。よう寝てました(笑)

 

ネットで調べてみると、どうやら「春バテ」という症状のようです。春先の寒暖差の大きい気候が引き金となって、自律神経の働きが鈍る(もしくは過剰反応する)ことで起こるようです。あと意外と身体が冷えていたり、水分補給が足りなくなりがちだとか。困ったことです。

 

さて、そんなとんでもない疲労感がありながらも、昨日は1年ほど前に一度レッスンを受けたドイツ在住の先生のレッスンでした。ドイツの大学でもピアノを学ばれ、長い間ピアノを教えておられます。演奏家と言うより教育者としての要素が強いと感じました。

 

フランス語の先生もそうですが、ヨーロッパの教育スタイルと言うのは、双方向性の強さが特徴のようです。生徒への働きかけを強く感じますが、一方的ではなく、こちらをよく観察しているなと思います。

 

今回のショパンのノクターン9-1 の特徴で、まず一番初めに出会うのは数の多い連符です。ノクターンでは連符は珍しくなくて、27-2でも、遺作でも苦労しました。ただ、この9-1は、曲が始まってすぐの第2小節に11連符、続いて22連符があるので、ここが拙いと全体的に出来が悪い印象になりそうです。

(↑初めのうちは、22連符の5音目からのスタッカート、小さい点が全然見えず無視してました(笑))


22連符の途中の9音のメゾスタッカートは、それをどう弾くかも課題です。メロディが下降するので、転がる感じにすると軽くて美しいです。本当に細部まで凝っていますね。

 

先生は、これを「ノンスタッカート」(「ノンレガート」と同じだそうです)と呼んでいました。メゾスタッカートは4分の3の長さって教本にありますが(測れないから勘しかないですが(笑))ノンスタッカートはそれより長く、とありました。

 

その他も、大事なところで出てくる3度と6度の重音のチェック(上の音を繋いで、下の音は早めに離す)などや、左手のアルペジオをもっと滑らかで小さい音で、という指摘がありました。ぜーんぶ、基本的なことばかりですし、できていないとこの曲は美しくありません。

 

ところで、自分でも笑ってしまったのは、レッスン中、夢中になり過ぎたのか、指摘されたフレーズのやり直しの時、なんとメロディーを声に出して歌いながら弾いてしまったことです(笑)。

 

ピアノ曲の練習中にメロディーを歌うことの重要性は、いつもの先生にも言われていたし、ショパンコンクールの審査員のエッセイにも「ショパンは歌うことは大事、また他の楽器で演奏したらどうなるか考えてみるのも有用」とありました。

最近練習中よく歌っていたので、クセになっていたようです。(確かに歌うと、表現力が増すようですし、暗譜もしやすくなります。)

 

この先生はそれを褒めてくれました。(褒めるが上手いのもヨーロッパ式かなあ)

 

疲労感の中でのレッスン、かえってリラックスしていたのかも知れませんね。