moniqueのブログ

リタイア後の毎日。水彩画、フランス語、ピアノ、ガーデニング

仏語レッスン:インタラクティブアート、孔子

昨日夕方の仏語レッスン。いつものパリジャン先生

 

昨日は例のご近所の学校行事の拡声器アタックで、神経が参っていたのに、よくがんばったねえーと自分を褒めつつ…(来年は、どこか遠くに避難するつもりです(笑))

 

教材はビデオ2つ。アート関連でした。

 

ひとつはタイトルの「インタラクティブ・アート」。平たい大きな長方形の台を花瓶のように使って、そこに赤いカーネーションを多数飾った作品です。「鑑賞者は、この花を一本受け取って、誰か知らない人にプレゼントしなければならない。」と。

 

https://vod.tv5monde.com/enseigner/Otto/Otto-Moving-Garden_BR4.mp4



そして先生の質問は「あなたは知らない人に花をあげられますか?」

 

…無理っす。何かアヤシイ下心があると疑われて、通報はされないまでも、「気をつけなさいよ」なんて噂になる。

 

このアートのテーマは、「見返りや報酬無しの行為が難しいこと」でした。時代的なものがあるのかどうかは判断できませんが、すべて「対価」があり、その収支で決まる世の中であるのは確かですね。

 

すぐに頭に浮かんだのは、ボランティアの行為を「偽善」と批判する人たちがいる、ということでした。

 

ボランティアをする人たちと言うのは、強い考えに基づいて行っている場合も多いかもしれませんが、無償で何かするのが空気を吸うのと同じくらい「普通」なだけだと思うのです。でも、常に対価を求めるタイプの人には理解できず、なんやら「下心」を決めつけないと落ち着かないのかなあ、と感じます。

 

…なんて考えさせてくれました。リモートでもインタラクティブですね。さすが。

 

もう一つは、軍隊の音楽隊の幽霊のフィギュアでした。軍服とブーツがカラクリ人形のように、太鼓を叩いているのです。

 

https://vod.tv5monde.com/enseigner/Otto/Otto-JavasMachine_BR4.mp4

 

ちょっとこれは理解できませんでした。さらに理解できなかったのは、テーマが孔子の言葉の引用で、「聞いたことは忘れる、見たことは記憶できる。」でした。たぶん、戦争のことを話で聞いてもピンと来ないが、見れば記憶に残る…なのかな、と。

 

余談として、「日本では孔子の引用はよくされるのか」と聞かれました。

 

うーん、最近は聞かないなあ、と。

 

この作品の引用はフランスではたまにあるそうです。ただフランス人にとっては孔子はミステリアスなので、そこがなんだか好まれると。私は個人的には、日本でよく聞く引用は、微妙に家父長制度の賛辞のようで、ちょっと苦手なのです。それもあってか、あんまり聞かなくなってきてる印象なのかな、と思いました。

 

…などと、これも、これはこれで面白いテーマでした。

 

騒音で、うだうだしていた気持ちがどっかへ吹っ飛んだようでした。