一時間のオンラインレッスン。先生はパリ在住。
YouTubeと内容についてのQ&Aが宿題
テーマは Laïcité ライシテ。これは日本語訳が難しくて、ざっくり言えば「宗教が絡まない状態」で、よく「政教分離」と訳されています。「世俗主義」という人もいるけどその日本語が分かりにくい。
ある程度フランス語ができるようになると、デリケートな問題とは言え、話題に出ないことはないので、基本は押さえておいたほうがいいかなと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=vADqGBIzCCY
先生は教材ビデオのチョイスが良くて、とても可愛くて分かりやすいです。
大事なのは3原則で、良心の自由、政教分離、法の前の平等。
よく言われるように宗教の問題は極めて難しいので、話題になっても、こういう原則論でとどまるようにするのが賢明です。
ここで、学習した単語は(やや上級だと思いますが)
ostentatoire オステンタトワール 仏和だと「これ見よがし」みたいな訳ですが、「見てすぐそれとわかる」という意味です。
公務員や公立学校生は、それとすぐわかるsignes religieux 宗教的なアクセサリーなど着けてはいけない、という文が出てきます。あくまで宗教的にニュートラルでいることが決められています。
日本は??と聞かれると、日本ではそういう見てすぐわかる宗教的な装飾品は見たことがないので、なんとなく問題なく来ているのかなと思いました。
もしビデオをご覧になったら、マスコットが三角帽子をかぶっています。
これはフリジア帽と呼ばれて、フランスの自由のシンボルの帽子です。
私はフランス語を勉強するまで知りませんでしたが
パリ五輪のマスコットがこの帽子なので、きっとすぐ有名になるでしょうね。